合言葉(隠語(いんご))はお客様への気遣い

整枝・剪定で庭師が隠語を使うとき

隠語

相撲の隠語例

隠語(いんご)とは、

” ある特定の専門家や仲間内だけで通じる言葉や言い回しや専門用語のこと。
外部に秘密がもれないようにしたり、仲間意識を高めたりするために使われる ”
-Wikipedia

隠語は合言葉

庭師「植木に目の肥えた旦那がいる、料亭にあるような大きな庭は注意!」

なぜですか?

庭師「庭師の言葉を旦那は何気なく聞いているからね。

整枝・剪定するなら合言葉(隠語)を使った方がいいね」

剪定枝

隠語を使う理由

隠語を使うのはなぜですか?

庭師「旦那をびっくり  ( ゚Д゚)  させないためだよ」

「整枝・剪定で合言葉(隠語)は常連のお客なら毎回変えても面白い」

「だから、仕事前に職人たちを集めて合言葉(隠語)を伝えるのさ」

例えば。どんな隠語を使ったりしますか?

庭師「庭の現場で、整枝・剪定を始めたなら、ノコギリとは絶対に言わない」

枝用ノコギリ
枝用ノコギリ

ノコギリはなぜ言ってはいけないのですか?

庭師「庭師がもし大きな枝を切りたくて、

「おい、ノコギリ持ってこいと言うと大変なことに」

どんな大変なことに?

庭師「枝用大ノコギリを使うことを旦那が分かると、飛んでくるよ。

『庭の木のどの枝をノコギリで切るんだよ!』

『ノコギリで切る枝なんかうちの庭にないはずだ!』

庭師「ってね」

槍(やり)取り

だからノコギリは言えない言葉なんですね。

じゃあ、ノコギリは何て現場では隠語で言うんですか?

庭師「いろいろ合言葉は使えるよ」

「ノコギリは槍(やり)取りと言ったりすることもある」

「槍(やり)取り持ってこいと言えば、旦那にはノコギリ持ってこいとは聞こえない」

「こういう小さいノコは皆腰に下げているから、問題はないけど」

個人用なので聞かれても問題ないそうです、折り畳み剪定ノコ

でもノコギリで本当に切っても大丈夫なんですか?

庭師「庭の整枝・剪定が終わって、旦那が出来栄えを納得すれば問題ないよ」

「だから、枝用大ノコギリで枝を切るなら、失敗は許されない。

もう同じ枝は二度と生えてこないからね」

これも個人用なので聞かれても大丈夫のようです。ピストル型のこぎり、通称「ピスノコ」