茶庭の灯篭、延段とは?

投稿者: | 2017年8月20日

日本庭園|茶庭の灯ろう・灯触りの木・ししおどし・延段

えっ、庭師、ライティングデザインもやるの!

庭師の親方、「茶会は夜もあるよ!」

つくばいの位置が夜はよく分からない

「客人は自分の灯りでなく灯籠(とうろう)の灯りに導かれるよ」

 

灯台のように光るのか聞くと、

「いや、灯りは枝の間で揺らいで見え隠れするよう調整するよ」

「木陰から太陽を見上げたとき、光が躍るだろ!」

 

どのように光を調節するかと聞くと。

「客人と灯籠(とうろう)とを結んだ直線上に『灯ざわりの木』を置いていい感じに光を躍らせるんだよ」

 

「『灯ざわりの木』は落葉樹の『もみじ』が最高の役木!」

 

それは、知りませんでした。ディープな職人技!

茶室の野花って「庭師」が演出してるよ!

主人は庭師に「〇〇という人が来る、◇◇の雰囲気にしたい!」

主人の「思い」と「客人」を考え庭師は山へ分け入る。

 

庭師はついに一輪の花を見つけ、そっと茶室に飾る。

野花は客人に主人と庭師の思いを静かに伝える。

 

約三十年前に、庭師から聴いた話。

今は野花は通販で買えるようです。

庭師の作る「ししおどし」でちょっと涼もう!

庭師「ししおどしは鹿おどしとも書くよ」

元々、「ししおどし」は敷地境界線の近くに置いたそうです。

 

鹿が敷地内に入らないように置いたので「ししおどし」つまり鹿を脅かす。

庭師「昔、鹿おどしに使ってたのを、庭の音の遊びで入れたよ」

 

造園はなんでもいいものは取り入れる。

庭師「いつも進化してるよ」

 

でも、住宅街に「ししおどし」を作ると、「音がうるさい」と言われてしまうので、注意です。

「延段」のデザインパターンは3つ!

庭師「見れば違いはすぐわかるよ」

 

デザインパターンのその1  「真」

 

デザインパターンのその2 「行」です。

 

デザインパターンの3番目のデザインーその3は「草」です。

 

庭にもある日本伝統のデザインパターン「真」「行」「草」

庭師「真は楷書・・まじめに」

「行は行書・・ちょっと遊ぶ」

「草は草書・・自由勝手に」

「茶庭は草だからたのしい!」

茶庭にフリーなライティングが必要なら「織部灯籠」がベスト!

庭師「竿を埋めるから、上下左右に火袋が動くよ」


「他の灯籠は、雪見灯籠のように上下は動かないから」

さすがスーパー作庭師「織部」!

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